ダム考Ⅵ-中国とアメリカ
アメリカは、広大な敷地があることや水不足に対する危機管理が徹底していたこと、また大統領による不況対策としてのダム建設が有効であったため、過剰にダムが現存している。逆に環境対策としてダムを解体しているのです。つまり、今や造るべきダムが無い状態、それでも水不足で、、、アメリカの中央部には巨大な地下水があって汲み上げていた。主に農業用水としてだが、その地下水も年々、水位が下がっている。
特にアメリカ東部は慢性的な水不足でグランドキャニオンを流れるコロラド川の水は一滴も海まで到達しないのだ。ちなみにこの峡谷、、、層雲峡に比べれば天と地の差がある、、、まあ、火星のマリネリス渓谷と比べればミニチュアになるけど、、、日本人がこれを実際に見学すると、、、巨大国アメリカにレイプされたような気分であろう、、、ちょっと言い過ぎか。
コロラド川ではこのフーバーダムを記憶していた方が良い。型式は重力式アーチダム、高さ221m、長さ379mで、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量は約400億トン。日本には約2,500基のダムがあるが、それらの貯水量の合計は250億トン程度である。日本最大の湖である琵琶湖の貯水量でも280億トン程度である。フーバーダムで発電された電力は、カリフォニア州アリゾナ州、そしてカジノで世界的に有名なラスベガスなどに供給されているそうだ。
来年には世界最大級のダムが中国の方で完成する。それが揚子江上流の三峡ダムである。
ここの水力発電能力は1800万キロワット、一般的な原子力発電所が18基分に相当する。一千万都市の上海を養える程度であるが勿論、世界一の発電量を誇るのだ。中国はこの大プロジェクトをすべて自力で行っている。ノウハウは海外から学んでいるそうだが、それにしても恐るべき国力である。
発電水車を見てよ、、、
層雲峡水力発電所の水車が、まるでマッチ箱、、、そうだよな~~層雲峡水力発電所の800倍の電力だからしょうがない。この電力所だけで北海道、二つ養えるんだからね。
ではまた、、、
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