黒澤映画-白痴-イトシー
今年は黒澤明監督の没後10年ということでNHK BS2 で彼の30作品を放送しています。その作品群の中で特に印象的だったのが『白痴』でした。僕自身がオジンになるまでドフトエフスキーの小説に触れなかったこともありますが、尽きなく考えさせられてしまいました。
役者の演技力は現在のジャリタレの演技が白痴的だと思われるほどに情熱性が溢れていました。飽くなき人間性の追及の点で原作ドフトエフスキーの小説をこれほど映画で表現できている作品は今日になっても無いし、今後も有り得ないでしょう。それも1951年の若かりし黒澤が表現しているということは、、、信じられない。。。
美術性の成熟度においても 下記カットを御覧なさってくれれば理解できると思います。
また、ABBA四人囃子の故郷である札幌の60年前の風景も満載です。
(藤学園、北大構内、旧札幌駅、旧北海道鉄道管理局、北大ポプラ並木、北三条通り付近の石造倉庫、大通公園、狸小路、創成川、市電、馬そり、中島公園での氷上カーニバルなど見れます)
主役俳優の森雅之は小説家の有島武郎さんの息子さんで白石区出身。。。それから若かりし久我美子さんの原節子さんにも優るとも劣らぬ美しさにうっとりしました。
◇参考
以下はウキウキ辞典から引用した あらすじ です。くれぐれもこれから見る方は読まないでください。。。。
若い公爵レフ・ムイシュキン(森雅之)は幼時から重度のてんかん症状によりスイスで療養していたが、成人して軽快したためロシアへ戻ることになった。ぺテルベルグへの車中でムイシュキンは暗い情熱を秘めた男ロゴージン(三船敏郎)と知り合いになる。
ムイシュキンの両親は既にこの世になく、彼が公爵家の最後の跡取りであったため、遠縁にあたるエパンチン将軍夫人を頼る。ムイシュキンは純真無垢な人柄だが、あまりの世間知らずのためエパンチン家の人々からは白痴と陰口をたたかれる。ここで彼は将軍の秘書ガーニャが結婚を望んでいる謎めいた美女ナターシャ(原節子)のことを知る。彼女には身持ちが悪いとの悪評がついて回っていたが、実はロゴージンも含め多くの男たちから求婚される魅力的な女でもあった。
ムイシュキンも彼女と会って自分と共通する部分を感じ、ついに自らも求婚する。ところが彼女は最初にムイシュキンの善良さに気づきながらも、ロゴージンのもとに走る。こうして2人はライバルとなり、ロゴージンはムイシュキンを殺そうと企てるが、すんでのところでムイシュキンが発作を起こして人に気付かれ、失敗する。
そのうちに将軍の娘アグラーヤ(久我美子)もムイシュキンに思いを寄せる。ロゴージンを選びながらも、陰ながらムイシュキンを愛していたナターシャは、ムイシュキンに幸せになって欲しいと思い、アグラーヤに手紙で結婚を勧める。そのうちアグラーヤとムイシュキンは相思相愛になる。
しかし、アグラーヤは例の手紙のことから、ナターシャがまだムイシュキンを好きであり、ムイシュキンもナターシャを忘れていないのではないかと嫉妬する。そのうち遠くへ行っていたナターシャとロゴージンが戻ってくる。アグラーヤはナターシャとムイシュキンの関係をはっきりさせようとおもむくものの、かえってナターシャとムイシュキンを結びつけることになる。
ムイシュキンとナターシャは結婚することになる。しかし、ムイシュキンとの結婚当日になって彼女はまたロゴージンと逃げ出す。ムイシュキンが駆け付けたとき、彼女は既にロゴージンに殺されていた。ムイシュキンとロゴージンはかつて同じ人間を愛したものとして、ナターシャの死体の前で生活することを決める。ところが庭師に家に入るところを目撃されており、その生活は一夜で終わる。発見されたとき、ムイシュキンの症状は元の白痴に戻っており、療養の日々を送ることになる。裁判の結果、ロゴージンはシベリア徒刑となった。アグラーヤは自棄になって望まぬ結婚を急ぐところで物語は終わる。
てな感じです。
今日の『みんなのうた』は男女の愛の葛藤、、、Jealousyにしました。
それではまた。![]()
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こんな感じの渡り鳥的な飛行方法でもなく、、、




















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