コメ子と紫陽花通りⅩ -イトシー
『コメ子、名付け親の
さんは高級鰻料理店に住んでいる君を見て安心したのさ、クイッパグレ無い子を見て もしくは自立した子を見ることは 親として この上も無い幸福感なんだけれど 逆に 親としての必要性だとか 義務感だとか から開放されてね、、、、ちょっとだけ 少し悲しくなるんだよ、だから それを悟られないように 黙って帰って行ったんだよ』
『イトシー 、それなら ボクは元祖コメ子になりたい。元祖コメ子がウラヤマシイ、あんなに愛されて』
『何を言ってるんだい、君が元祖コメ子になったら 元祖コメ子は どうなるんだい。また田んぼに捨てられて 野良犬だよ。イヌを二匹飼うなんて、絶対姑さんが許さないはずだ』
『だって
ゆきこんこん一家は二人の娘っ子が居たジャン、、、だから二匹位、大丈夫だよ』
『コメ子、、、バカだねー、一番上の娘っ子が自立したから元祖コメ子を飼ったんだよ、下はまだ大学生だし、、、まーその子が就職したら 無いことも無いけどね。とにかくしばらくは無理だろうね』
『そうか、元祖コメ子は名付け親にとって総体的抽象的な愛着の対象である子供像なのか』
『そうそう、親の子離れには擬似的な愛着の対象物が必要になるんだよ。子供が幼かったら 多分コメ子を飼わなかっただろうね』
『イトシー、、、でもちょっと過剰過ぎる位の想像力だよね』
『何、言ってるんだよコメ子、、、相手に対して想像力もしくは創造力を発揮することはLOVEなんだよ。つまりは思いやり。それに僕には二人の子供が居たから 良くわかるだけさ、君がそんなに親が恋しいんだったら しばらく 僕が君の親代わりになってやろう』
『ありがとう、抽象的な父親像を演じてね、イトシー。その代わり、良いことを教えてやるよ』
『何、僕はこの辺で一番綺麗な紫陽花通りを見たいだけなんだけど』
『別所沼湖園の裸婦像だけど、、、あれは
SWEETさんや
ゆきこんこんさんなんだけれど実は
ラクプさんでもあり、
いつみさんでも あるんだよ』
『……・』
『イトシーがその謎を解明してくれたら 裸婦像が お目当ての紫陽花通りを教えてくれるはずだ。もちろん、イトシーの想像力と創造力を駆使しなければならないけどね』
『それは難問だ』
>>>TO BE CONTINEUD<<<
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